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特集記事

鳥さんに学ぶ:トレーニングのポイント3【トレーニングの場所】

March 29, 2020

トレーニングがうまくいかない時の見直しポイントについて、これまで少しずつご紹介してまいりました。望ましい行動の直後にちゃんとご褒美をあげてるし、ご褒美も鳥さんにとってNo.1のはずなのにうまくいかない、、、どこがいけないのかなという時に、お役立ていただけたらいいなと思っております。

 

トレーニングがうまくいかない時の見直しポイントは、ざっと以下の通りとなります。

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【トレーニングの見直しポイント】

1.ご褒美について:本当に鳥さんにとってNo.1の食べ物か、ご褒美として渡すサイズ、タイミング etc。

2.タイミングについて:ご褒美をあげる時のタイミング、タイムアウトを取る時のタイミング etc。

3.トレーニングを行う場所について:トレーニングに集中できる環境か、緊張し過ぎてもダメ、リラックスし過ぎてもだめ etc。

4.トレーニングセッションの切り上げ方について:鳥さんが飽きる前に切り上げる etc。

5.ボディランゲージの読み取り方について:鳥さんからのメッセージをきちんと理解できているか。

6.タイムアウトの取り方について:タイムアウトの取り方は適切か。

7.飼い主さんの動きについて:人の動きが鳥さんに混乱を与えていないか、鳥さんへの指示が明確か etc。

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この中の1と2を見直すだけでも、鳥さんの行動に変化が現れることもあります。

今回は、結構、見落とされがちな3の「トレーニングを行う場所」について、ご紹介させていただきたいと思います。

 

トレーニングの内容にもよりますが、鳥さんを取り巻く環境によって、トレーニングに集中できない場合があるようです。

★トレーニングに集中できる環境か?

鳥さんによって、何に対して集中できないのか、トレーニングよりも他に関心事があると、トレーニングどころではなくなってしまいます。これに気付くことで、トレーニングの際は周りの環境を整えてから、トレーニングに取り組んでいただくことで、うまくいくこともあります。

例えば・・・

①他の鳥さんも同時に放鳥している:

⇒トレーニングの際は、対象の鳥さんだけを放鳥した方が、飼い主さん側もやりやすいと思います。ただし、いつも一緒に放鳥している鳥さんがいないことで、そわそわしてトレーニングに集中してもらえない場合もあります。この時は、一緒に放鳥して、2羽、あるいは3羽同時にトレーニングを行います。最初は、わちゃわちゃしてしまいがちですが、同時に数羽を相手にトレーニングするメリットは、勘がするどいコを優先してトレーニングすると、他の鳥さんのお手本になってくれるということと、2~3羽の内、1羽は飽きてしまっても、他の鳥さんは「やります!」という風に、集中するタイミングがグルグル回ってくれるので、この瞬間を利用していける点です。

 

②テレビや音楽がついている:

⇒いつもテレビをつけているから、これは関係なさそう、、、と思うようなことも、一度、試しに消した状態でトレーニングを行ってもらうと、意外にも「これが原因だったのか!!」ということがあります。なので、初めから決めつけてしまわずに、いろいろと「試して」探っていただけたらと思います。

 

★リラックスし過ぎてもダメ:

⇒特定の場所がいつもの遊び場だったりすると、トレーニングをやるよりもリラックスし過ぎて、反応が薄い場合もあります。例えば、放鳥するといつも自分のケージの上で過ごす鳥さんは、ある意味、ケージの上がテリトリーと化し、場合によっては、ケージの上にいる時に手を近づけると攻撃的な行動に出てしまうこともあります。この場合は、一度、他の場所に移して、トレーニングを行うことで、あっさり、飼い主さんからの「こうやってね」が伝わることも多々あります。

こちらの鳥さんは、ケージの上から一度、下に下りて来てもらってからステップアップの練習をしました。下に下りてきてもらった方が反応が格段に違いました。一旦、ステップアップがスムーズにできるようになれば、ケージの上からでもステップアップしてくれやすくなります。

 

また、別のパターンで、家族の中で大好きな人の肩や腕にとまっている時に、他の家族にステップアップしてもらいたい時は、一旦、大好きな人の肩・腕から他の場所に移動させて、ステップアップしてもらうとよりよい反応が得られると思います。

 

★緊張し過ぎてもダメ:

⇒トレーニングは、止まり木スタンドの上でやるものだ!と決めつけたりして、あまり慣れていない止まり木スタンドに移動させてからトレーニングをやると、今度は、緊張だ固まって動けなくなってしまう場合もあります。他にも、あまり行ったことがないお部屋や、知らない人がいる場所なども、緊張してトレーニングどころではなくなる場合もあります。

 

★鳥さんの視線の先にもヒントが:

⇒トレーニングをしたいけど、なかなか飼い主さんの方を向いてくれない場合、鳥さんにとって気になるものが、鳥さんの視線の先にあることもあります。窓の方ばかりを見ているようであれば、カーテンを引いたり、対象物が分からない場合は、とりあえず、これかな?と思うようなものを視界から片付けたりすることで、スイッチを切り替えることができることもあります。

 

★大好きなモノは隠す:

⇒今度は、鳥さんが大好きなモノが視界に入ると、そっちの方に行きたがったり、大好きな方に関心事が向かってしまうので、トレーニングの時は一旦、鳥さんの視界から隠した方がいいようです。例えば、クッションが大好きな鳥さんの場合、あらかじめ、クッションを隠しておくなどの対応が必要です。

ステップアップのトレーニングの場合は、逆に、大好きなモノを利用できます。

 

ざっと、環境の見直しをご紹介させていただきました。

また、トレーニングの内容によっては、上記のような環境を敢えて利用する場合もあるということもお伝えさせていただきます。例えば、咬みつき屋さんの鳥さんや、攻撃的な鳥さんの場合、あえて、緊張状態を作るとトレーニングがしやすい場合があります。具体的に言いますと、知らない環境や知らない人がいる状況で、鳥さんに対してステップアップの練習をすると、意外にもすんなりいくこともあります。これは、いつもは咬んでしまうけれど、知らない環境に身を置かれた鳥さんは、頼れるのは飼い主さんだけになることから、すんなり飼い主さんの手や肩にのることも珍しくありません。望ましい行動ができたらすかさずご褒美をあげて、咬みつきや攻撃的な行動を改善していきます。

過去の事例で、以前、咬まれたことで飼い主さん側が怖くなってしまい、10年以上ケージから出せなかったコバタンさんが、私が横浜でご相談を受けていた頃に、思い切ってご相談にお越しになりました。すると、コバタンさんとしては、知らない環境と知らない人(=トレーナー)がいて頼るのは飼い主さんだけの状態だった中、キャリーから出た途端、飼い主さんの腕にのってくれたというケースがありました。この時の飼い主さんは戸惑いと嬉しさでが入り混じったご様子だったのが印象的でした。この後、順調に咬みつき改善トレーニングを行い、今でも良好な関係性とのことです。これは決して珍しいことではありません。もちろん、このようにうまくいくパターンばかりではありませんが、トレーニングの際の環境作りは、トレーニングを成功させるためには欠かせない大事なポイントとなることを知っていただけましたら幸いです。

WEB上(ZOOMを利用)の鳥さん個別相談を行っております。

がっつりの内容(通常コース)と、ほんの少しだけ訊いてみたい、確認してみたい(ライトコース)という方のために、次の2つのコースよりご希望のコースをお選びいただけます。

 

【通常コース】

パソコンやスマホを通じて、トレーナー側が把握できる情報量と、飼い主さんに伝えられる情報量が、対面式に比べると圧倒的に限られているため、最低でも、合計2回のご相談とさせていただきます。

じっくりとご相談を受けたいという方にお勧めです。

【ご相談料金】 8000円 = 初回(80分)+ 2回目(60分)

       3回目以降 5000円(60分)

 

【ライトコース】

すでにトレーニングを実践しているけどうまくいかない、ポイントだけ訊いてみたい/確認したいという方向け。

【ご相談料金】 1000円 (50分)/回

 

※【オンライン式】ZOOMという機能を使って、パソコンやスマホなどを利用してオンライン上でご相談をお受けすることも可能です。対面式とは異なり、細かい動きやアドバイスには限界がありますので、ご相談内容によっては、お受けできない場合がございます。例:毛引き・自咬改善。

 

詳しくは、コチラをご覧ください。

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